お気に入りのテキストエディタはemacsです。これがないと暮らしていけません。windowsの時はMeadowを使っていた時もありますが、起動が遅くて嫌になったので xkeymacs + 任意のテキストエディタ で凌いでいました。しかし、emacsの本家Linuxに移住してきたのですからemacsを使わない訳にはいきません(Linuxではxkeymacsのような物凄く便利なソフトウェアを知らないし)。
そこでインストールしようと早速 apt-get install emacs
しました。っがしかし、フォントが汚いので「なんか使う気がおきん!」。そこで色々とGoogleで検索して探してました。「Linux上のemacsでアンチエイリアスかけられないのかな」と。
探しているとやっぱりありました。emacsのリポジトリ上の特定のブランチだとアンチエイリアスを掛けるビルドオプションがあるらしいと。早速やってみたところ、(emacsのビルドにかなり時間がかかりましたが)アンチエイリアスの掛かるemacsが手に入りました。
がしかし、世には親切な人がいます。アンチエイリアスをオプションに指定してビルドしたemacsをubuntuパッケージにして配布してる人がいました。ubuntu上で動くバイナリがあるのに一々自分でビルドするなんて時間の無駄です。自分は既にビルドしてしまっていたので、時間の無駄もくそもありませんが、自分でビルドしたものを削除して以下のサイトの通りにインストール作業をしなおしました(emacsのバージョンが上がったら自動で取ってこれるようになるので。aptすばらしい)。
Pretty Emacs
Emacs is my editor of choice. In fact, I should say it’s my framework of choice, but that’s for another post. Until recently, I disliked the poor font backend of Emacs. So, I was always using Emacs within a terminal window to get a decent looking interface.
一応、自分の備忘録として残しておきます。
- /etc/apt/sources.listに以下を追加する
deb http://debs.peadrop.com edgy backports
deb-src http://debs.peadrop.com edgy backports
- aptにGnuPG Keyを認識させる
wget --quiet http://debs.peadrop.com/DD385D79.gpg
sudo apt-key add DD385D79.gpg
- 上の二つの作業をした上で以下のコマンドを叩く
sudo aptitude update
sudo aptitude install emacs-snapshot-gtk emacs-snapshot-el
これでひとまずemacsとemacsclientが使えるようになる。でここからフォントの設定をする。
- ~/.Xresourcesに使いたいフォント名を指定する。僕は次のように記述しています。
Emacs.FontBackend: xft
Emacs.font: Bitstream Vera Sans Mono-8
- 次に.Xresourcesで設定した内容をXサーバのリソースデータベースにマージしてあげる
xrdb -merge ~/.Xresources
ここで -merge を指定し忘れるとよろしくないことが起こるので気を付けて下さい。といっても再起動すれば直りましたが。
これでアンチエイリアスの効くemacsが手に入ります。MacOSXのCarbon Emacsには遠く及びませんが、Linux上のemacsである程度綺麗なフォントを使用することができます。
因みに、上記の作業でemacsをインストールするとCarbon Emacsのような(というか同じ?)アイコンがタイトルバーに付きます。これも中々良い感じですw
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